ごあいさつ

新緑いっぱいのさわやか季節になりました。
皆々様におかれましてはお変わりなくお元気でご活躍のこととお察し申し上げます。
「光陰矢の如し」という諺どおり昨春十期目の選挙で大変お世話になりましたが早や一年が過ぎました。
 昨年、国政にあっては、自民・公明両党などの安全保障関連法の強引な委員会裁決により、戦後70年もの長きにわたり続けられてきた平和憲法を守る国から、集団的自衛権の行使で自衛隊が海外で武力(軍事力)を使える国へ変質するなど、軍靴の足音が聞こえてきそうな大変危険な方向に進みつつあります。
 枚方にあっては、8月の市長選挙で「身を切る改革」「スピード感を持って行政を進める」ことを公約された伏見 隆氏が見事当選されました。
 市民の皆様と同様にこれからの枚方市政の発展を期待するとともに、私自身は最古参の議員としてその役割を十分果たして参りたいと思っています。
 昨年の出来ごとで私たち枚方市民にとって最も許しがたい事件、それは東洋ゴム工業(株)の「免震積層ゴムの偽装」事件だったと思います。
枚方・寝屋川両市民65万人の「生命と財産」を守る消防本部の老朽化した本部棟及びその設備を更新し、最近の自然災害(豪雨や去る4月14日夜半に発生し、いつ終わるかもしれなかった熊本~阿蘇・大分地方に至る大地震等々)に対応できるよう、平成24年から計画的に進められてきた唯一の建築物だけに当然のことながら新消防本部棟には大地震等に対応できる「免震積層ゴム」が採用されることとなり、請負工事契約で東洋ゴム工業(株)の製品が使われることも承諾。平成26年9月19・20日に建設中の消防本部棟に据付けられました。
 しかし、この「免震積層ゴム」の性能不足が平成27年3月に発覚し、平成27年4月に関係者間の話し合いの結果、「ブリジストン製の免震ゴム」に交換されることとなりました。こうしたことにより、枚方・寝屋川消防本部棟の完成は7ヶ月も遅れました。
 私は、昨年5月以降この問題に疑問を持ち数々の資料や聞き込みによる調査をすると同時に、東洋ゴム工業(株)の社外第三者委員会の調査報告書を調査することで「免震積層ゴム」の性能評価が適正でないにも関わらず、また、それを認知していたにも関わらず消防本部棟に納入してきた行為は余りにも悪質で正に偽装そのもので到底許すことのできない事件と思っています。
 こうしたことで長期間にわたり市民生活の安全・安心を支える重要な消防行政の本来的な機能を果たすことができず、両市民が被った精神的苦痛は甚大であるため、私は、去る2月3日に大阪地方検察庁特別捜査部に告発し、3月18日には改めて大阪府警察本部にも告発いたしました。
 3月23日、大阪府警は東洋ゴム本社や東洋ゴム化工品(株)など4ヶ所の家宅捜索を始めました。
 今日的な大企業の偽装工作や隠蔽体質など「企業倫理の欠如と社会的病理」を正していかなければ近い将来日本国は大変なことになることを最も懸念しています。従って、今回の捜索で経営陣や企業をしっかり捜査してもらいたいと思っています。

枚方市議会議員 堀井 勝
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